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『それでも、生きていく』について書かねばならない。

フジテレビドラマ『それでも、生きていく』
このドラマは偶然録られていました。BOSS 2ndシーズンを録っていてそれをそのままにしていて、TLで瑛太が話題になってたのでまず第1回目を見ました。なんの予備知識もなく。
あぁ、このドラマについて僕は書かなければいけないな、と思いました。


なぜ僕がこのドラマについて書かなければいけないのか、何を書かなければいけないのか。


15年前は1996年であるが、14年前は1997年で、神戸須磨区での児童連続殺傷事件があった。犯人は僕と同世代、ひとつ上の学年。彼と同学年にはネオ麦茶、スーフリ加害者、秋葉原通り魔事件。関係ないといえば関係ない。しかし僕は14歳の頃この事件と、いじめで自殺する同学年のニュースを毎朝見ていた。17歳の頃は教室で同級生や先生を刺す報道を毎日見ていた。
周りの大人は人を殺すゲームをするな売るな見せるな、と言っていたけど、毎朝テレビでは朝食の時間に、登校前の時間に、ニュースとしてこれらのニュースを流していた。
関係ないのかもしれないけど、僕は関係ないということは全く思わずに成長してきた。いまでも、彼らと同世代、ひとつ下の学年であることを意識するとこがある。
だからこのドラマについて僕は書かなければいけない。


被害者遺族と加害者家族との交流という新しい視点ではあるし、抱えているものの違いなどはあるけど、ずっと解決されない想いを抱えて生きていることには違いない。


少年Aの三崎文哉(雨宮健二)の風間俊介は1983年生まれ。僕と同じ学年。前のドラマのLADYで殺人犯の役をやっていた。金八の時の役名は健次郎。母親をさして警察に捕まっている。
これが関係ないといえば関係ないけど、僕はそんなこと一切思わずに見ている。


被害者遺族の深見洋貴の瑛太は1982年生まれ。僕の一つ上の学年。彼と同じ学年。
関係ないといえば関係ないけど、誰もそんなこと言わないし、僕はそんな話聞かない。
この瑛太の演技が気持ち悪い。気持ち悪いというのはいかにもひきこもりなコミュ障ということではなくて、会話会話の相槌やセリフがいちいち気持ち悪い、違和感がある。初回2回目の時はそれが強かったけど、最近は薄れてきた。それは僕が慣れたというのとなのか、そういう演技をしなくなったのか。でもやっぱりときどき感じる。

その違和感は他の役者にも伝播してる。
今週の回で双葉がりんごをもらった帰り、佐藤江梨子演じる真岐と娘の悠里の記念樹にはられた写真を見て号泣するシークエンス。明らかに感情過多。そういう感じがドラマ全体を覆っており、自然な演技をする人が一人もいない違和感。それは見ていて気持ち悪いけど面白く無い訳でなはい。だから田中圭のナチュラルさが際立つ。本当に普通の人として、被害者遺族であってもそれを感じさせずに生きているのがよく伝わる存在感。


あぁ、僕はこのドラマについて普通に感想を述べようとしたのではなかった。でも、本当に僕の想いを書いてしまうと、ある程度さらしている中ではひどく困ったことになってしまうから、ここまでにしておく。最終回前と最終回については書きたいけど、それまで感情がついてくるかどうか。


まだ泣いてないけど、きっと最終回とか平静を保ちながら見るのは難しい気がする。

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