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高橋源一郎『さよならクリストファー・ロビン』を読んで思ったこと


久しぶりに紀伊國屋書店に行ったら好きな作家の新刊が出ていたので4冊ほど購入。旅に出発するまでに読みきって感想を書こうと思ったけど、この感想を書いているのは新幹線の中。



さてまず一冊目、高橋源一郎の『さよならクリストファー・ロビン


これは過去の名作を下地に高橋源一郎らしい小説が展開されるというもの。
クリストファー・ロビンとは知っている人も多いと思うが、くまのプーさんに登場する少年である。つまり題名から推察するに主人公はくまのプーさんと思っていただいておおよそ問題ないが、プーの話は最初の章で終わる。それ以降は他の様々な漫画映画小説の登場人物物語を使った話となるが、『恋する原発』でもそうだったように最初の高橋源一郎はデビュー作のようにほとんどあらすじを説明することが出来ない話である。いや、出来る人もいるだろうし、評論などではされるのかもしれないが、僕は出来ない。


しかしながら何が書いてあるのかを説明するか、読んで思ったことを書かないと感想文にならないと言うならば何かを書かないといけない。。
それは、なぜ生きるのか、なぜ死ぬのか、ということが書かれている、と思う。というか考えることはもうそれしか無い。
かと言ってこの小説にその答えが書いてあるのかわからない。なぜなら作者はそれを意識して書いたのかわからないから。僕が読んでそういうことが書いてあると思ったからこう書いているだけで、それは読む人各々で変わるんじゃないかなどという感想で終わらせてみる。


いや、これ以上この小説について書けないのだ。実物が手元にないし、2週間前に読んだ記憶で書いているからこれくらいで勘弁してほしい。誰に勘弁されるのかわからないけど。

さよならクリストファー・ロビン

さよならクリストファー・ロビン


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