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フェイスブック 若き天才の野望を読んだ

僕がフェイスブックのページを作ったのは去年の5月17日になっている。それから2,3日はやっているけど9月までやってなくて、またすぐ間が空いて10月にまた始めて、13日のネットでの盛り上がった日からほぼ毎日何かしらやっている。だから実質半年ぐらいか。その間にリアルの友達が始めたのは二人。家族の一人が始めただけ。それがこの本を読んでいる間に起こったこと。

日本における『ソーシャルネットワーク』の公開は1月15日になっている。間違いなくこれは初日に観に行こうと思っていた。この本を読む読まない関係なく。それだけ僕の中でフェイスブックが重要なものになっていたから。映画はエンターテイメントととして非常に優れたつくりで面白観られた。この本を読み始めて一週間ぐらいしてから観に行ったが、本の中ではだいたいショーンが現れたあたりだったので、非常にいいタイミングだったと思う。つまり映画ではショーン・パーカーは最後は悪者というかあまりいい感じではなくなっていくのだけど、本では決してそうではなくて、フェイスブックを去ってからもずっとマークを支えていた、もしくは関わっていたということだ。しかしそいういったわかりやすい演出に映画はなっていたからよかった思う。その他違いはいくつかあるけど、十分映画として面白いものになっていた。

で、感想だけど、買ったのは初版なので奥付には1月17日あるが実際はもうちょっと早かった思う。今年は映画が公開されるからマスコミで一気にフェイスブックが取り上げられて流行りますよという話をいろいろなところで見聞きしていたのと、この本自体が色々なブログで事前に取り上げられていたし、Google adsenseでもしょっちゅう見かけていたので新宿の紀伊国屋に行った折に買った。多分去年のうちだった。映画では触れられない部分はもちろん、フェイスブックのインターネットサービスとしてのすごさや広がり方、マークの人格や理想主義的な考えがマーク本人や周りのインタビューや実際の数字によって語られていく。
この本を読むのに一ヶ月以上かかってしまったんだけどその理由はまあ通勤の行き帰りでしか読む時間がないというのもあるけど、本の中でフェイスブックの新たに公開されるサービスの度にユーザーから批判を浴びつつも、時間やマークの説明や謝罪によって解決しマーク先見性や理想の正しさが証明されていく、といういう動きが面白く、新しいサービスについて書かれる度にそのサービスを使ってみたくなるのだ。だから少し読んではまた閉じてスマートフォンを触り、ということしてみたり、新しい友達を見つけてみたくなるのだ。この本を読むまでは僕の中ではフェイスブックの使い方はtwitterと対して違いなく、自分のその時の場所や気持ちやWebでの動きをフィードに流していただけで、たまにいいね!をもらうぐらいだったが、積極的にいろいろ触ってみたり、気持ちの中でフェイスブックの位置が大きくなっていった。明らかにtwitterフェイスブックの使い方に違いがある。RSSのフィードも今までは興味があったもの、RTされそうなものなんでもかんでtwitterに流していたけど、それもなくなって、代わりにフェイスブックに流すようになったかというとそうでもなくて、フェイスブックで繋がっているリアルの人たちは友達60人中3人しかいないけど、それでもその人たちをかなり意識してフェイスブックをやっている。twitterで繋がっているリアルの人は2人だけど、twitterの特性上フローだから必ずしも自分の発言が相手の目に留まるわけではない。しかしフェイスブックでは自分も相手も友達がまだそんなにいないから十分今自分が何をしているのかが伝わる。
実は僕がこの本を読んで、このブログを書いている今は病院なんだけど、足を骨折してしまってその手術で入院している。足を骨折した時とか、病院に行った後とか入院する前とかをTLとウォールに流したんだけど、いいね!されたりコメントがあったのはフェイスブックからだけだった。twitterのフォロワーは600人いる。フェイスブックの友達は60人しかいない。しかしフェイスブックからは心配され、声をかけられた。職場の人間と一人フェイスブックで繋がっているんだけど、その人は僕の骨折を知っているけど入院のことまでは知らなかった。しかしフェイスブックの入院するっていうウォールをみて声をかけてきてくれた。
また遠く離れた友人(ほとんどメールのやりとりもないし、twitterをやっているけどそれも向こうはほとんどやってないみたいだ)からも心配のコメントが届く。この僕の一件で、僕の中のフェイスブックの価値が一気に上がり、またリビア、エジプト、チュニジアの件でもフェイスブックによって起きたとやっていたことで世界にとってもすでにネットやフェイスブックが世の中の大部分を占めているという認識になった。
NHKスペシャル|ネットが“革命”を起こした 〜中東・若者たちの攻防〜

そして最近のテレビや雑誌、マスコミでのフェイスブックの取り上げられ方は去年のtwitterの取り上げられ方とまるっきり一緒だ。ただ違うのは、去年のから始めたtwitterによって、僕の中ではネットがテレビやなんかよりもずっと重要な位置を占め、価値がある生活になっていたなかでの日本世界のでフェイスブックの隆盛があり、それを裏付ける、また知識としていれておく為のこの本があった。twitterの時はやり始めの時や盛り上がっている時にknnの神田さんの本と津田さんの本を読んだけど、フェイスブックに関してはほぼこの本一冊で十分だと言える。

でもmixiもまだ2000万人で、twitterも1500万人ぐらいらしいから、フェイスブックもその辺りまでは日本でのアクティブユーザーも増えるだろうけど、それ以上は日本でのソーシャルメディアの受け入れられ方なのかな。ソーシャルメディアは十分言葉として認知されてるけど(当然テレビで取り上げられるレベルではないかた)一般化するのは時間がかかるのかもしれない。と思う一方でここ半年のスマートフォンの普及の勢いが異常で、iPhone4の発売時の盛り上がり方は既存のiPhoneユーザーによって買われているものだと思っていたのがそうではなかったわけだし、秋以降のAndroidの普及の仕方、リリースの勢いも去年の春には全く想像出来なかった。なので、フェイスブックはもしかするとすごいことになるのかもしれない。去年の春には全く想像出来なかった。なので、フェイスブックはもしかするとすごいことになるのかもしれない。

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

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