※ネタバレをなしに書く技術がありません。
予告で煽っていた割には拍子抜けという印象でした。
確かにタイトル通り嘘を指摘していましたが、そこからの監督の回答というものがいささか突飛というか説得力にかけるものがあり、トンデモ本的な話だったという感じです。
5000年の嘘というのはそれまでのギザの大ピラミッドについて通説となっていたものをことごとく覆し、新たな真実を突きつけ、そこから導き出される監督の推理を展開する、というような映画でした。まぁ年末のたけしの特番的なことを期待して行って観に行ったのですが、その期待はあながち間違えではなかったけど、大した広げられた風呂敷の包まれ方が綺麗でないなぁ、と思います。
まずそれまでの通説をことごとく覆すのですが、確かにおぉっ！ と思えるようなことを説明していくし、新たな真実も、なんてこった！ というようなことなんですが、その真実がひたすら数字で、ピラミッドのあっちとこっちの長さの商は実はこの数字で、とかあれのここはこんなことになっていてそれは実は黄金比で、とかふーんというかどうでもいいというか、退屈でした。
この数字のやりとりが後半のメインになっていたのですが、その日あまり寝ていなかったのもあって、かなりウトウトしながら見てしまったのであまり印象に残っていません。
なので最後の結論もなんだかしっくりこなかったですし、どうでもいいような感じでした。
結果として自分と期待していたものとは違った、というものでした。
なんだかうまく感想が書けないけど、多分それは半分寝ながらだったからちゃんと見てなかったということなんでしょう。
