待ちに待ったこの日、日本一周の途中ですが公開初日の朝１番の回で見てきました。
SPECファンなら見ないという選択肢は無いでしょうから何も言いませんし、見ようかどうしようかという人はそれぞれ勝手に考えてください。
あと、ネタバレせずに感想を書くことができそうにないので、全く内容を知りたくない人はこの先読まないでください。
オープニングで説明された預言は全く知らなかったけど、このファティマの預言を知っていればより一層このSPECホルダーや御前会議の連中のことなども面白く見られたんだろうなぁとは思う。
見終わった感想としてはどうしても結のことを考えてしまう。冒頭で野々村係長の手紙を読んでいた雅ちゃんが2014年だった。9月だったかどうか覚えてないけど、しかし天の事件は2012年9月8日から起きていた。
しかし最後は2014の数字もどんどん進んでしまって、国会議事堂もスカイツリーも猿の惑星のごとく砂に埋れて日本の文明が終わった世界を示していた。単に広がりを持たせる為だけの演出かのしれないし、連続ドラマが終わったときは確か映画化は決まっていなかったように思う。
でもハリウッドでリメイクが決まって（絶対失敗するかアメコミみたいな能力者同士のバトルに終始したSFものにしかならないと思うけど）さらに盛り上がったらあるのかなぁ。
白い装束の人や青池の子供のSPECについても語られていないのでまだまだ謎は全然あるし、誰がニノマエのクローンを作ったのかも明かされていない。今後もやっぱり楽しみにしたいなぁ。
でも話が終わったのが2012年9月10日で9月11日になる直前で終わったから、テロをが起こる前で終わらせた、ってことで話もこれで終わりなのかなぁ。
あと、連続ドラマでは津田助広が結構キーパーソン的な扱いだったけど、よりおっきい組織の御前会議とか出てきてしまったから警視庁内の零課のトップということでは霞んでしまうのは仕方ないにしても、最後はニノマエになにも出来なかったのは悲しい。それにあの年で戦線の最前線ていうのもかわいそうな気がしないでもない。
そしてあの津田の最後は一体何を意味していたのだろう。
最後に、やっぱりｔｗｉｔｔｅｒなどのＳＮＳを同時に見ながらでないと面白さは3分の1ぐらい減ってしまう。この前のスペシャルの時のTLの速さは凄まじかったし、それがCMに入れば当然加速する。一人で見ていては気づかなかったところを他の人がフォローする、はやぶさのことは出てくる度に突っ込みたいし瀬文がsawのように足の皮を向いてでも前に進んだシーンではみんなで叫びたい。終わったあとの謎解きや結へつながるかどうかも見終わった直後にしたい。
でも映画では当然それができない。感想をちょこっとツイートする程度はできるけど、このようにブログなどにまとめるしかできない。
視聴率では測れない盛り上がり方をするドラマはもうｔｗｉｔｔｅｒが必須になっているけど、それを使えないとどうしても面白さが減ってしまうなぁ、と思った。
連続ドラマの劇中にツブヤイターって出てきたわけでもあるし。
以上、劇場版SPECを見た感想でした。
次は2014年9月頃「結」を期待するでおｋ？
