新しいiPadを発売日買うためにアップルストア銀座に並んでみた(最終日)

前日の20時頃列の整理が行われて、先頭は今までアップルストアの扉の真ん前に作られていたのが、少し後方の花壇のところに移動することになりました。
その頃の列の長さは確か吉野家までは行っていなかったと思います。

アップルストアは21時に閉店すると、ウインドウにシートをかけることもなく、今まであったiCloudの雲を下ろし、iPhone4Sの後ろにかけられシートを交換し始めました。

夜は完全にお祭りでした。ニュースサイトの方が何かいろいろしていたりガガ様のレイヤーの方と交流することが出来たり、深夜の1時も関わらずアップルストア銀座から最も近いローソンの店内には10人近い人がいました。

が、それも寝袋に入っていたので深夜1時を回ったら寝ていまいました。0℃までは耐えられるものなので本日も寒さを全く感じずに快適な睡眠を取ることが出来ました。耳栓があれば最強だったかもしれません。

先頭に3日前から椅子だけ置いていた方は一旦帰る、朝5時頃来る、もう買わなくてもいい、などと言っていましたが、あの人はよくわかんないですが、面白い人であることは間違いないです。

夜中もこたつの親子の知り合いのプリウスがたくさん横付けしまして、牛丼などを差し入れしていただきました。ありがとうございます。

というかすでに自分も仲間に含められててそれを自分自身が当然のように受けているのが面白いです。もちろんお礼は言わせていただきましたし、大変感謝しております。

朝までいて思ったのは仲間と複数人で並ぶか、もしくは積極的に周りの人間と友達になっておくと並んで待っている時間は全く辛くないですし楽しいので、今後並ばれる方は仲間を作りましょう。
ただし、Apple製品購入の列に関してのみかもしれませんが。

また、夜中だったか早朝だったか覚えていませんが @AyanoTDO さんがUSTで取材に来られまして、先頭のワタナベくんはテンプレと化した答えを今回も緊張しながら話していました。
また、近くで拝見するAyanoさんはとても綺麗でびっくりしました。

4時半ごろ目を覚ますと、まだ空は暗いですが、アップルストアのウインドウのディスプレイは完了しており、新しいiPadが回転しています。
列は吉野家を超える程には伸びていました。

トイレに行き、お菓子をつまんだり掃除などをしていると周りもゾロゾロ起き出してきます。後ろの方のニュースサイトの方がたはずっと賑やかで朝も元気でした。
5時ころソフトバンク銀座の方に行ってみましたが並んでいたのは10人程度でしょうか。その後も向こうはオープン時の話を聞くとそんなに人がいなかったようです。

6時になるとアップルストアの方が列を整理し始めるいうことで皆荷物をまとめなければいけないので、ここで自家発電機は終了です。名前は伺ってないですが、プリウスオーナーのお父さんありがとうございました。

ここまで書いて気づいたのですが一緒に2晩過ごした7人の方々の名前を聞いていない!! メディア記者の方が聞いて初めて先頭の方のみの名前を知りました。ワタナベくんです。Twitterアカウントも特に紹介し合わないです。それでも全く問題なく仲間になれました!!

列を整理すると同時くらいでアップルストアの方から暖かいお茶とお菓子が配られました。ペットボトルのお茶はアツアツではないですが十分暖かいもので、自販機で買ったら5分くらいしか経っていないようなものでしょうか。どうやってあんなに何十本も暖かいのを用意するんでしょうか。わざわざ一本一本自販機で買うのでも1台の自販機からではせいぜい20本とかでしょうし、コンビニからでも10本程度が限度だと思われます。
ありがとうございます。

また、6時を回ると各メディアの方々の取材がどんどんきます。発売まで残り1時間になるとワタナベくんはその取材に付きっきりだったので、先頭になる人は一日だけ時の人になれますね。
列もWiFiモデルとWiFi+4Gの列に分けられました。ほとんどがWiFiでした。
その際、列を分けるための仕切りのポールが銀色でシンプルで、いかにもApple製品のようなデザインだったのでスタッフの方に聞いてみたらこのポールさえもオリジナルだということです。素晴らしいこだわりです。
写真がなくて申し訳ないないですが。

7時半ごろメディアの方がアップルストア扉前に整理され、またまたアップルストアからお菓子が配られました。
また、引換券を配るためにモデルの色と容量を聞かれ、その引換券に何らかの番号の印字とアップルストア銀座の印鑑が押されました。

これくらいの時間にあの椅子だけの方が現れまして、既に引換券は配られていたのでもう無理だろうと思っていたし、皆さんももう来ないだろうと言っていたので、本人も前から5番目くらいに入りながらsmart coverだけ買うと笑っていました。その後は実際何を買ったかは本人の為に伏せておきますが、最初から最後まで楽しい方でした。帰る時何時の間にかいなくなっていたのでここでお礼を言わせていただきます。
ありがとうございました。

店内にはアップルストア銀座に勤務する全スタッフの方が集合し、ミーティングの後、黒人の方が指揮をとって皆を奮起させていました。

5分前になると店長さんが先頭の方が持っていた、iPad表示させていたカウントダウン用の画面を公式のカウントダウンとしてくれて、それを見ながら「あと何分」と案内してくれてました。
その後の店内の様子は各局の生放送だったりニコ生のタイムシフトにありますので見ていただければいいと思います。
Apple Store Ginza 「新しいiPad」発売の瞬間を生中継

37時間並んでやっと手に入れられる喜びとスタッフのテンションの高さで、めちゃくちゃ興奮しながらハイタッチで入って行った時の楽しさはものすごいものでした。奇声を上げながらバチバチ手を合わせていきましたが、2010年のLADY GAGAの横浜アリーナでのワールドツアーに匹敵する楽しさはでした。そのときの楽しさが自分の人生にとってのお金を支払って得た興奮と感動と楽しさの体験で最も素晴らしいものでしたから。

店内の雰囲気は異常な盛り上がりでしたが会計時はスタッフの方の案内もアップルストアを利用されたことがある方ならお分かりだと思いますが、丁寧でわかりやすく、スムーズな接客で素晴らしいものでした。
また一緒にSmart Coverの赤を購入しました。アップルストアでしか売っていない色だということで。*1

顧客感動といのはこういうことを言うのだなと実感しました。

会計終了後は外に出て、交差点の向こう松屋前で行われているワタナベくんの取材攻撃が終わるのを待ちつつ自分も多少取材されたのち、先頭組で記念撮影を記者の方にしてもらい、アップルストアの店長さんなどに挨拶をし次のiPhone5の時に並ぶ約束をして解散となりました。

自分が並び始めたのは14日午後20時頃。購入が終わって解散したのが16日9時過ぎなので、結果37時間アップルストア銀座前にいたことになります。
当然食事やトイレの間は離れますが、周囲の方とコミュニケーションを取っておけば1時間程度は離れることが可能ですし、楽しく過ごすことが出来きますので、Appleファン、Apple製品ファン、お祭り好きな方はなるべく先頭で並ばれることをお勧めします。

当然お店の方や通行人の方への配慮や迷惑などを十分考慮して並ばれる必要がありますが。

自分は今週末は宮崎で行われる、アースライド宮崎に参加して、来週末には自転車で日本一周に出発します。
一時的に東京に帰って来る予定ではいますが、最終的に帰って来るのは9月の予定日でいます。
次のiPhoneが去年と同様の次期であれば発売に間に合うか分かりませんが、間に合うようならきっと並ぶでしょう。
こんな楽しい体験が出来、真っ先にこんな素晴らしい製品を手にできるのであれば。

※最終日は全て新しいiPadのみで作成しました。ブログの作成などはまだPCの方が便利だったりしますが、このiPadはずっと触っていたかったので。
また僕はAppleからのバイトではありませんし、このブログもAppleのステマでもありません。
自分は完全な無職で、どこからかお金をいただいてこの記事を書いているわけではありません。