前作の『ダークナイト』が米映画史に残る名作のため、シリーズ完結編とは言え、それを超えるのは難しいだろうと思っていたし、評判を聞くと、やはりそうらしい、しかしそれでも完結編としては素晴らしいと聞いていたので楽しみにして見に行った。
素晴らしい。シリーズもの、特に3部作のシリーズものは最後の完結編をどうやって終わらせるかが難しいだろうが、これは本当に完結編として完成されていた。
しかし、前作を超えるには至ってない。
なので、前作と比べずに楽しんで欲しい。そうすれば十分傑作として楽しむことが出来る。
とは言っても3部作の完結編なのでしっかりと前2作は見ておいて欲しい。でないと何にも面白くないから。
前作のデントとの争いでゴッサムシティの悪をかぶりウェインが引きこもっている屋敷でのパーティーで、アン・ハサウェイ演じる女泥棒(キャットウーマン)がメイドとして働き、ネックレスを盗む。それをウェインが追う、というとこから話しが始まる。
上映時間が164分と長いので簡単にまとめるのは難しいが、しかし全く隙がなく話が展開していくので飽きない。
アン・ハサウェイのキャットウーマンはエロいし、ウェインがバットマンとして登場するシークエンスはキタ━(゚∀゚)━!ってなるし、ラストシーンの締め方も鳥肌ものだ。
本当はもっと書きたいのだけど、真核に迫ってしまうので避けておく。いや、ネタバレになっても十分おもしろい映画なのだけど、伏せたほうがより楽しめると思うから。
しかし原題が『DARK NIGHT RISES』と複数形だったのに邦題でライジングと名詞系になっていたのは残念だった。映画の内容は「rises」だったから。