daichang blog

主にロードバイクに関する気ままなブログ

モッピー!お金がたまるポイントサイト

『ヒューゴの不思議な発明』を見てきた。


TOHOシネマズのタダ券があたったので見てきました。ただし3D上映なので300円追加で取られました。3Dメガネがない場合はさらに100円かかります。


3D映画ができてからというもの3Dである必然性関係なしに、3D映画が乱立しましたが、本当に3D映画である必要がある映画というのは限られています。


最初の3D映画でのヒットがおそらく『アバター』だと思います。また、3Dで上映されるべ映画だと思います。
しかし、この『ヒューゴの不思議な発明』は『アバター』と全く逆の方向での、3Dで作られるべき映画でもあります。


この作品はアカデミー賞の作品賞を取ることは出来なかったですが、間違いなく見てよかったと思える作品ですし、素晴らしい作品なので、ぜひ見てください。


舞台は1930年代のパリ、そこで時計のねじ巻き工として、駅の壁の裏で働く少年。その少年の父が形見として残した機械人形を修理していた。
少年は駅にあるおもちゃ屋から機械人形に使うための部品を盗もうとして、おもちゃ屋の主人に捕まってしまい、というところから物語は始まる。


※ ここからネタバレあり


そのおもちゃ屋の主人が映画黎明期に名作を多く残した、ジョルジュ・メリエスだったとわかるというところからが重要なシークエンスで、そのあたりからこの映画がなぜ3Dで作られたのかがわかる。


最後のシークエンスは観衆の前でメリエスの作品を上映するのだが、もう3Dの奥行きの出た方が半端ない。『アバター』が自然の森の広がりを表現した3Dであるが、この『ヒューゴ』は舞台セットの書割がもろに画面に出ている。素晴らしい。

モッピー!お金がたまるポイントサイト