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今年のオリコン年間CDシングルランキングとLADY GAGAと宇多田の話

なんで今更こんな話を書こうかと思ったのかと言うと、宇多田のustreamでの生配信があまりに面白かったからなんだけど、それを書こうと思っていたところで勝谷が面白いことを言ってたからそれを絡めて書いてみようと思う。
まず僕はLADY GAGAを神のごとく崇めているぐらい好きなんだけど、そんな人の来日ツアーに4月に行ってきた。横浜アリーナで追加公演。素晴らしくたまらなく大変満足できる内容だった。その時感想をその当時の思いのままに書けたらいいんだけど、あいにく今の僕にはそこまでの気力がなくてというより、メインはそこではない。
彼女のライブは撮影を一切禁止してない。なので開演前の注意事項を読み上げるウグイス嬢もそのことは何も言わないし、フラッシュはバンバンたかれてる。YouTubeでも世界のmonster ball tourの動画はたくさんアップされてる。見逃したシーンや演出を振り替えったり、思いを返すために見返すことも簡単に、ただで出来る。だから彼女のライブはDVDになってないし、YouTubeから削除もされてない。なぜLADYGAGAはそうするかと言うとその方が撮影を規制して独占的にDVDを販売するよりも、認知されて人気が出て、より作品やライブでの売上に繋がるからだ。当然メリットはお金のことだけにとどまらないぐらいあるけど、お金がいちばんわかりやすい。結果僕は何度も彼女のライブの動画を見て、twitterも始め、Facebookも始め、国内で買える彼女の作品は可能な限り買って、また動画を見て当時の感動を振り返ってる。それでも、間違いなくライブDVDが出たら買う。作品やライブ映像は簡単に手に入るからにわかファン相手にはもう商売が出来なくなってきてて、コアなファンに継続的に集中的に応援してもらう時代なんだと思う。それが宇多田の生配信および撮影OKなんだと思う。でも宇多田ヒカルの父のテルザネさんはケータイでの撮影はOKって言ってて、まるでデジカメはダメみたいなニュアンスで言ってだけど、もうケータイの方がデジカメよりも高性能になってるからそのまま配信もYouTubeへのアップロードもできちゃうけど、いいのかなと思った。
とにかくいろんなところからいろんな娯楽を得られる時代になっているのが背景にあって、
で、そこに先日YouTubeで見たこの勝谷誠彦の話YouTube - Broadcast Yourself.に飛ぶんだけど、今年のオリコンCDシングルランキングのTOP10は嵐とAKB48しかない。そのニュースを見て勝谷は「国がだめになるときはこういう時、多様性がない」と言うような発言をした。確かにそのランキングだけを見れば多様性がない、2組しか売れていないというように見える。しかしそもそも論としてCDシングルランキングが形骸化していてそのランキングに価値を置いている人はどれくらいいるのかがまず疑問だし、1位のAKBの「Biginner」でもミリオンに達していない。しかしここ数年のCDシングルランキング(1989/1990/1991/1992/1993/1994/1995/1996/1997/1998/1999/2000/2001/2002/2003/2004/2005/2006/2007/2008
CDシングル/アルバム/VIDEO/DVD/カラオケ/作詞家・作曲家・編曲家/トータルセールス
年間ランキング
)はずっと半分近く、年によっては嵐が3割で半数がジャニーズという年もある。つまり、ジャニーズが半分のランキングの中に他のミュージシャンが入ってくる、というのがここ数年のランキングの傾向だったわけで、今年はその中でAKBが残りを独占した、という見方が普通だと思う。オリコンランキングにおいては多様性がないなんてのは数年前から起きていた。もっと言えば十数年前はほとんどがミリオンに達しているのに3割が小室哲哉関係という年もあるわけだ。
そもそも論としてCD自体が売れない世の中において、CD売上ランキングから多様性がない、日本は終わりだなんて世の中全体に当てはめるのは余りに横暴というか、無謀というか。
さらに今年の着うたフルの年間ランキング「着うたフル®」・「着うた®」なら「レコチョク」 - 「着うた®」ダウンロードランキングでは嵐もAKBもTOP10には入っていない。ジャニーズが全然入っていないので配信そのものをしていないのかもしれない。しかし10曲中4曲が西野カナだ。つまり、CDというコンテンツで売れたのがAKBと嵐なだけで、今の人たちはCDも聞けば着うたも聞けばVOCALOIDも聞けば、と様々なコンテンツで音楽を楽しんでいるわけだ。
それこそただで。むしろCDは買っていない。さっき言ったコアなファンが応援する為にCDを買っているのであって、彼らの曲を聞きたくて買っているのではないのだ。
まぁ勝谷も仕事でそういうことを言っているだけなので、ここまで必死に書くのもどうかと思ったけど。書きたかったから。
だから今後もテレビではランキングをネタとして使っていくしか出来ないのかも知れないけど、それをメインのネタとして会話する人たちはもう一部の人たちだよね、という話。

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