２台目のiPad

iPadユーザーの増加の速度はiPhoneよりも急速であると確信する出来事が我が家で起きた。まもなく60歳に手が届く母親がiPadの3Gを昨日予約してきた。そして今日帰ったら既にあった。
僕が初日に手に入れた時の手にもった感想が「ただでさえ重いカバンにいれるにはちょっと重いわね」だった。で、そのあとホームボタンでアプリを終了させるのだけ教えたら一時間僕からなんの説明も受けずずっと触っていた。
そして翌日には「iPad買うわ」だ。
その言葉は僕を大変驚かせたんだけど、その前段階として、僕が3月頃からずっとスマートフォンを買いなさいとうるさく言っていても、どうしようかが続いていて、先月の中旬ぐらいにiPhone買うと考えていたようだった。それも何かあれば簡単に揺るぎそうな考えに見えた。それがたった一時間触った翌日にiPadを買う決意をさせてしまうなんて。あれをしたい、これをしたい、あれをするにはどうしたらいいの、これは何？ と矢継ぎ早に質問、さらにガイドブックの購入と、大変な楽しみになっているようである。
今朝めざましテレビでも80歳のおばあちゃんがさわっていたらしいけど、年齢が上の人にこれだけの興味と積極的な行動を起こさせるのも素晴らしいが、下の年の人にはどうかと思う所。
仕事先のアルバイトの高校生に見せたら、だいだい驚いて興奮したり、すごさを感じるのは半分ぐらい。残りの半分は、別にいらないです、など興味を示さない、もしくはiPadそのものを知らない、という反応。興味を示さない人はケータイのプロフやmixiで十分満足しているようなんだな。当然twitterにも興味はない。
まぁいくらiPadが素晴らしいデバイスでも、興味を示すのは当然一定の割合でしかないのは自明の理。そのiPadのすごいのはその興味を示す割合が今までのいろんなデバイスやなんかと比べて圧倒的に年齢層が上から下まで多くの人に響くってことだ。だからiPhoneを推すよりもずっと簡単に、分かりやすく推しやすい。まぁ、やりすぎはうるさがれるけど。
現在我が家はiPadが2台ある。