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主にロードバイクに関する気ままなブログ

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柴崎友香『わたしがいなかった街で』

わたしがいなかった街で作者: 柴崎友香出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/06/29メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (9件) を見る 36歳、離婚後元だんなが買ったマンションを売って、とんでもないお金を持っているけど、契約社員で働く砂…

中原昌也『悲惨すぎる家なき子の死』

まとめて買った本の最後の一冊の感想であるが、この4冊の中でまともに感想を書けるのが僕の技量ではまったくなかった。なんと悲しいかな。今まで一体どうやって本を読んできたのか。小説を読んできたのか。大学の卒業制作で何をやってきたのか。 ということ…

保坂和志『カフカ式練習帳』

先のエッセイとあわせて読むとわずかながらわかりやすい、と思えると思ったのは最初のうちだけで、読み進めていくとわかりやすいとかは関係ない。 これは一般的な小説とは異なる。というか小説とは言えないだろう。あらすじはないし、内容を簡単にざっくり説…

保坂和志『魚は海の中で眠れるが鳥は空の中では眠れない』

保坂和志の新刊が2冊出ており、その内の1冊目。3月に発売されていたようだから新刊と呼べるかと思ったが年間2冊も出すことが珍しい彼にとっては十分新刊だろう。 僕が好きな日本人作家のうちの重要な一人。「最も」と付けようとしたけど柴崎友香が頭に浮か…

高橋源一郎『さよならクリストファー・ロビン』を読んで思ったこと

久しぶりに紀伊國屋書店に行ったら好きな作家の新刊が出ていたので4冊ほど購入。旅に出発するまでに読みきって感想を書こうと思ったけど、この感想を書いているのは新幹線の中。 さてまず一冊目、高橋源一郎の『さよならクリストファー・ロビン』 これは過去…

『ヒミズ 茶沢景子の悠想』を読んだ。

確かこれが単行本で出版されたときに買ってはあった。読んでいなかったので映画公開のこの時期に読んでみようかと思ったが、本棚のどこにいったのかわからないし、文庫本で出ていたので買って読んでみた。 悠想という熟語はない。あるのかもしれないが、ぐぐ…

時効警察の文庫本を読んだから感想でも書いてみたい。

ある日青年は吉祥寺にいた。その日は映画を観る予定だったが、早く来すぎたため、映画館のそばにあった古本屋で一冊200円の文庫本を買い、その向かいにあったファストフード店で時間を潰すことにした。 手に取った瞬間に気づいていたのだが、分厚かった。300…

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